レファレンスコード 20080508A
記述レベル 個人・関連団体文書/教員個人文書
文書群名 大久保準三文書(科学計測研究所関係)
原蔵者 大久保準三(1886-1964)を東北帝国大学科学計測研究所の初代所長をつとめた物理学者。1914年東北帝国大学理科大学物理学科を卒業後、東北帝国大学講師・助教授をへて1923年から本多光太郎の後任として理学部物理学科教授をつとめた。在任中理学部の金工場・木工場の整備拡充につとめ、計測方法の開発研究の重要性を主張。東北帝国大学科学計測研究所の創設に尽力し1943年その初代所長となり、1948年まで在職した。1950年東北大学名誉教授。
文書群の内容 旧科学計測研究所から移管された資料のなかに含まれていた資料群で、宛名を大久保とする封筒や書き込みが散見されることから、もともと大久保の手許文書であったものが大久保の退任後研究所に残され保管されてきたものと考えられる。内容は科学計測研究所の創設に関するもの(図面)や、東北帝国大学教官の昭和十九年度科学研究費(「科学研究動員」の一環として募集)申請に関する調書など興味深いものが含まれている。
年代 1942年〜1944年頃
数量・編成 計187点の資料として整理してあります。
伝来 2007年、多元物質科学研究所庶務係より移管を受けました。
データ公開日 2009年3月25日
公開条件 当館利用規則に基づき公開いたします。
利用・複写条件 原資料を閲覧していただきます。複写は利用者本人または業者委託による写真撮影となります。電子複写はできません。
参考文献等 『科研50年 1942-1993』(1994年東北大学科学計測研究所創立50周年記念事業実行委員会)